新酒天領 純米 しぼりたて生酒
と、いうわけで
記念すべき第一回のレビュー投稿になりますッ!よろしくお願いいたします。
今回紹介する酒はコレ
どうだ、挨拶からは想像もつかないほどオサレな風景でござりましょう(ドヤァ)
なお撮影は行きつけのバー、
日本酒は持ち込み、グラスはマイワイングラスとなっております。
無論許可はいただいております。
え、日本酒にワイングラスはカッコつけだって?
グラスの質と形状、注ぐ酒の量で大いに味と香りは変わるのでカッコつけではございません。真面目に酒を味わうために結論としてこのワイングラスで飲んでいます。(まあブログ用と見栄え重視でかなり良いやつを新調はしましたが。)
とまあカッコつけアピールさておき語っていきましょう。
なお酒のスペック以下の画像を参照してください。
以下まじめな解説。なお専門用語については僭越ながら解説させていただきます。
そしてクドい文章が続くので興味ない人はスルー推奨。
生酒=名称の通り加熱処理されてない酒の事。加熱処理は殺菌の目的と同時に瓶の酒に残っている、酵素と酵母の瓶内での活動を熱により非活性化させることで味の変質を抑える目的もあります。生酒ということはその処理が行われてないため搾りたての味ということになります。
アルコール度数=一般的な日本酒はアルコール度数は15~16%になる。これは加水、つまり水を加えて度数を調整している結果である。醸造することによアルコール度数そのものは18か、19%位になる。 なのでこの酒は、加水もしてなければ加熱処理もしていないことになります。
日本酒度=乱暴な説明をすると甘口か辛口の酒かを示す。日本酒度の平均は-1~+2。そして+にいけばいくほど辛口になり、-いけばいくほど甘口になります。表記には-4とあるので比較的甘口であることが飲む前から想像できます。
精米歩合=簡単にいうとどのくらい酒米の表面を削ったかということ。例えば精米歩合80%とあれば酒米を20%削ったことになります。酒米には心白(しんぱく)といわれる炭水化物のみで構成された箇所が酒米の中心にあるのですが、炭水化物は日本酒の味としては綺麗な味わいに作用するものの酒米に含まれる他の成分、タンパク質、脂質、灰分(ミネラルとかの事)などは味のへの影響については雑味(簡単にいうと嫌な味)などに影響があるため、酒米を削る理由としてはなるべくこの成分を酒に含ませる量を減らすために行われます。一方で酒米を削るのも酒に溶け込む成分量が違うので味の濃淡には影響します。
世間で有名な純米大吟醸 獺祭などは精米歩合50%なので酒米を半分ほど削ったことになりますが、これ以降削ると味わい的には薄味になる傾向があります。
精米歩合65%は全体的にみるとそこまで削ってはいないので味は濃いめと想像できるということになります。
ひだほまれ=酒米の一種なのはわかるがよくわからん!
やっとこさ長い前置きを終えて感想
とりあえず一言
あえて言おう完璧(パーフェクト)であるとッ!
冗談抜きに、味の深みと旨味は抜群でイヤな雑味はない。加えてスルスル飲める滑らかさもあり、香りもある。欠点を挙げることがほぼ不能なほど完成されてる味と言えました。
精米歩合が65%かつ生の源酒ということもあり濃いめな酒になっておりますが、飲みにくいということもない。味を表現するなら巨峰の甘味や酸味といったところでしょうか。
しかし一方で完璧(パーフェクト)な酒のでもあるものの
二杯目以降は飲み疲れかつ飽きがやってきて何杯も飲みたい酒ではない
ということです。
一杯注ぎ飲む時点であまりにも完成された酒だなあと二杯目以降しみじみ思うところでした。完成されたが故にさらなる味わいをこの酒から探求が難しいというところはありましたが、それでも良い酒には違いないという事は確信できるかなというところです。
天領に合わせるつまみとして白カビチーズ ウォッシュタイプのチーズ ゴルゴンゾーラをだしていただきました。相性としては。ゴルゴンゾーラ>>>>白カビチーズ>>ウォッシュタイプのチーズといったところで酒が濃いぶん味に癖や濃さ強めでないと酒の味に負けるかなというところでした。
なおこの天領は入手が既に難しいものと購入した酒屋の店主から聞きましたが一般的な生源酒の天領も0.2ランクほど下がりますがかなり美味しいので是非とも興味あれば飲んで知っていただけたらなと思います。
てなわけで、さっき飲んで帰ってきて今この記事書いてるのでそろそろ体力限界なので
このあたりで。天領は一杯に限り私自身知る限り究極の酒とは思いますが他にも魅力ある酒を自己満足で紹介できればなと思ってます。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。
なおブログ主の心境として実に真面目なこと書いてオチがなく退屈ですので看板娘♂の別の画像でも張っておきます。
ビミョーに表情が違うアイン君をお楽しみください。
ではまたいつかノシ。