酒天導師の戯言

飲んだ酒のレビューまたはそれにまつわる出来事を語っていければなと思ってます。山口県在住で基本県内で飲んでますが たまに県外での出来事も記載できればなと思ってます。

試飲祭り(11月19日 シャルドネ編)

こんばんわ、昨日バーホッパーしてまいりました(バーの渡り歩き等をする人)ブログ主です。

ヘビーに色々飲み、多くの店の雰囲気を知り謎の学びを得た一夜にはなりましたが、まあ代償に財布ポイントがこれまたヤベーことになりそうなこの頃ですがまあ良いでしょう(主食がもやしになりかねないけどな....)

 

 

ですが本日の内容は前回書こうとして書けなかったこれまたワインの試飲やその時飲んだワインのプチレビューや発見などを綴る内容になります。

 

相も変わらずいつもの酒屋の店主の元に向かいワイントークで前回試飲の内容を復習や気になったことを聞きまくる所で前回の試飲の内容を振り返りましょう。

以下の記事参照。

 

https://xell7806.hatenablog.com/entry/2018/10/17/020923

 

でこの時に試飲したナチューラを振り返り

ブログ主「情報知らず飲んだ時は4000円クラス以上の味かなと思うくらいには良かっ

     たですがまさか1500円前後だったのはかなり驚きでした。逆に高いの飲んで

     ハイクラスな味のレベルを熟知した上でコスパ良いものを探すのも面白そう

     ですね。」

と話して出てきた以下の四本。(表示価格は税抜きになります。)

 

f:id:xell7806:20181125194357j:plain

Macon Villages Aux Bois d'Allier [2010] Domaine Cordier Pere et Fils

マコン オー ボワ ダリエール ブラン 2010 ドメーヌ コルディエ ペール エ フィス 750ml 2248円

 

フランスのブルゴーニュ産白ワインになります。

ラベルからわかる情報ですと

マコンはブルゴーニュの都市名。

オー ボア ダリエール は採取したブドウの区画名(たぶん)

生産者はクリスト・コルディエ(ドメーヌ コルディエ ペール エ フィス)

(ちなみにドメーヌとはフランスブルゴーニュで使用される言葉で意味としては領域・所有地の意味になります。自社畑を所有し生産から出荷まで行う所有者を示します。)

という事がわかります(やはり伝統国のラベル表記はまだわかりにくいな...)

使用されているブドウ品種はシャルドネ(フランスは使用されているブドウ品種の表記がラベルにはありませんが、地区によって使用されているブドウが決められているのでないようです。)

 

f:id:xell7806:20181125201328j:plain

Giant Steps Yarra Valley Chardonnay 2017

ヤラ・ヴァレー シャルドネジャイアント・ステップス)750ml 2895円

オーストラリア ヴィクトリア州 ヤラ・ヴァレ―にあるジャイアントステップスワイナリーのシャルドネを使用した白ワインになります。

このワイナリーは6つの畑を所有しており、そのうち5つの畑のブドウを混ぜて醸造したのがこちらになります。

 

 

f:id:xell7806:20181125204506j:plain

Giant Steps Applejack Vineyard Chardonnay 2017

アップルジャック・ヴィンヤード シャルドネジャイアント・ステップス)750ml 4125円

さっきと同じワイナリーにして同じ品種のワインになりますが、違うのはこちらがシングル・ヴィンヤードシリーズと言われるものです。

先ほどのヤラヴァレーが複数の畑のブドウを複合させたものに対して、アップルジャックと言われる畑のシャルドネのみ使用で作成されたものになります。

 

 

f:id:xell7806:20181125205053j:plain

 

Kutch Chardonnay Santa Cruz Mountains[2014]

クッチ シャルドネ サンタ クルーズ マウンテン

750ml 8000円(販売されているお店が少なかったので店主の言っていた金額をかいています。)

 

このブログではいよいよ初登場、みんな大好きアンクルサムことアメリのワインになります。品種はシャルドネ サンタクルーズマウンテンが生産地にになります。

クッチは製作者の名前になります。

シャルドネアメリカはこのブログ初登場ってことで解説コーナー

興味ない人はスルーでおk

 

アメリ

世界を支配するみんなのお友達物量チートで多くのヘイトを集めてる自由の国ド偏見)ですがワインにおいても世界トップレベルの国の一角にしてニューワールドワイン(ワイン新興国)における代表格になります。生産量も世界第4位

1976年にフランスにてワイン業界の大御所を招いて開かれたワイン会があり、その時アメリカワインとフランスワインを飲み比べしブラインドテイスト(ワインの情報を飲む前は確認せずにテイスティングするやり方)で採点し味を競い合う事がありました。

その時アメリカワインがまさかのフランスワインに勝つというパリスの審判と呼ばれる事件があり、ワインの国家勢力図が大きくかわり、ヨーロッパ以外の国のワインでも世界に通用することを示しその先駆けとなったのがアメリカであったりもします。

風味がとてもパワフルで強いのが特徴で味の良し悪しをとても捉えやすいのが特徴です

ブログ主もアメリカワインは好みのタイプです(国はアレだとおもうがな!

 

シャルドネ

白ワインのブドウ品種の代表格で主な生産地はフランスブルゴーニュ アメリカカルフォニア オーストラリア等

辛口で青リンゴ、柑橘系の味が特徴。

 

てなわけで値段と国はバラバラですが使用品種がシャルドネという共通点をもつこの四本ですが感想は

微妙な違いがあるものの①②③はかなり味が近く④のみ他3つと比べて近くはあるものの明確に違う風味ありというところでした。

 

味そのものはやはり辛口で硬質感ある舌ざわりと酸味でかなりさっぱりしている印象。

でも果実味や香りも華やかで全部旨いのですが(試飲なんで細かくは書けなのが歯がゆいな)個人的にこの4本味の質やバランスについては全く同格と言える完成度ではないかな思いました。

 

以上の事を踏まえて比較すると

①一番安い。しかもこの中で一番味の魅力が捉えやすく飲みやすい印象

②③ ①より高いでも味は微妙な違いはあるものの大まかな印象は近い

④ 一番高くでこの中で一番飲みにくさが目立った所(決して美味しくないわけではないのでご注意を)

というわけで順位付けると以下の具合になりました。

①>>②=③>④

上記の感想店主につげたら。

店主「フランス ブルゴーニュ2010のシャルドネはビッグヴィンテージだからねそりゃ

   旨いよ(笑)ここは造り手の力量も高いしね。」

とのことでした。

店主「一万円のワインでないと美味しくないという頭の固い人は多いけどそんな事はな

   なくて、ヴィンテージや製作者によっては安くてもそういった高級ワインに匹敵

   しうるコスパが非常に良いワインは探せばこうやってあるもんだよ。」

とまあどや顔で妙に高いワイン買って飲んでる今日この頃なブログ主にはこれまた勉強になった試飲でした。とりあえずコスパ攻めもいつかはしてみましょう。

 

 

てなわけで本日はこのあたりで

この4本は(特に①)おススメはできるので金銭的余裕があればお試しください。

次回更新予定日は11月28or29日になります。

ここまで読んでいただいた方ありがとうございました。

 

 

 

 

 

残念ながらあるよ看板娘コーナー。

f:id:xell7806:20181125225707j:plain

雨天の遺跡っぽい所でエア傘のアピールしてるアイン君をお楽しみください。

 

雨の中、傘を差さずに踊る人間がいてもいい
自由とは、そういうことだ  by ヨハン・ゲーテ

 

今回は自由の国が登場したので珍しくこじつけ的意味込めて撮影しておりますw

 

当ブログを訪問し

雨の中、傘を差さずに踊る人間がいてもいい
自由とは、そういうことだ

という言葉を知り自由を哲学チックに考えたあげく、

人が入浴している時に入ってもいい。自由とはそういうものだ

公共の場で全裸になる人がいてもいい。以下同文...

など自由を自由にやり過ぎた結果社会的抹殺されたとしても当ブログはミジンコサイズにも劣る責任すら遮二無二言わず負う気はないのでご注意ください。

 

 

 

 

 


にほんブログ村