酒天導師の戯言

飲んだ酒のレビューまたはそれにまつわる出来事を語っていければなと思ってます。山口県在住で基本県内で飲んでますが たまに県外での出来事も記載できればなと思ってます。

Peter Michael L’Esprit des Pavots Knights Valley

こんばんわブログ主です。

 

これまた更新予定日がズレてしまい申し訳ありませんでしたm(__)m

 

 ここ最近本職でトラブルが多いもので想定外の事が....以下省略....等という言い訳はしたくなりますが、にしても多いw プライベートの生活が無気力系ならいざしらず一応酒関係では活発にあれやこれややってるの分エネルギーを本職に吸い取られ、社会人も私生活の質を両立させるのも難しいなと思う今日この頃です。

 

 

 

てな処で本日は久しぶり酒一種の記事になります。

 

 

本日紹介の酒はコレ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Peter Michael L’Esprit des Pavots Knights Valley 2014

(ピーターマイケル レスプリ・デ・パヴォ ナイツバレー)

 

アメリカ カリフォルニア の名醸地ソノマ の赤ワインになります。

さてこちらのワイン問題はいくらか?

このブログに登場する自力入手の酒史上最高金額

1本21600円ッ!

 

個人的な金銭感覚をしても非常に高額な買い物になりました。でも悔いはない!(あくまでも個人の感想です。特に酒が熱狂的偏執的に好きでない人が買えばとても後悔するかもしれません。)

 

 

 実はそろそろ誕生日を迎え20代後半突入する所で、その前にそれこそこの世の頂点に君臨する勢いのワインを知りたいという事でいつもの酒屋の店主に質問した所紹介を受けたのが、カルトワインと言われるフランスの5大シャトーより安くかつ世界的評価でそれらすら凌駕せしめたワイン群でありその一角であるこのピーターマイケルでした。

 

 

 

久しぶりな解説コーナー。

 

カルトワイン

 以下サイトより引用

カルトワインとは、1990年頃にカリフォルニアで誕生した用語と言われています。
一般的には、「カリフォルニア、特にナパヴァレーを主体に生産されている高品質な高級ワイン」の総称

共通している部分としては、高品質で高級なワインであれば何でも「カルトワイン」というわけではなく、生産数がひどく少なく、さらに特別な顧客しか手に入れることができない「超レア」なワインを指して使われていることが多いようです。

 

引用サイトURL

https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwiM94Ti_9vgAhVKT7wKHbkeAxoQFjAAegQIChAB&url=http%3A%2F%2Fiewine.jp%2Farticle%2F4100&usg=AOvVaw2Xlic6_DpbfWgvyw6e5WVC

 

とりあえずイメージとしてワイン愛好家でかなり著名なX japanYOSHIKIさんが好むような20万~50万円超えるようなアメリカのワインと思えば大体合ってます。

 

他にも

・ワインの世界的な歴史に名を残すような偉業をなしたワイン

・世界的なワイン評論誌で超高得点や満点等をたたき出したワイン

等もありあます。

 

むちゃくちゃ凄そうで入手難易度も低くはないですが、1万~3万5万~8万位の価格帯でネットショップでそれなりには扱っているので(情報取集さえ頑張れば)意外と手に入りますw

 

 

 

ピーターマイケル

ワイナリーの名称にしてこのワイナリー創設者の人物名

以下引用

ピーター・マイケルはカリフォルニア、ソノマのトップに君臨するワイナリーです。
英国でのビジネスの成功により英国経済の繁栄に寄与した功績を称え、1989年に「Sir」の称号を受けたピーター・マイケルは、その7年前の1982年に家族と共にカリフォルニアに渡り、カリストガ北のナイツ・ヴァレーにワイナリーを建設しました。

 

引用サイトURL

https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwiOv7Omg9zgAhVOM94KHboVCLkQFjAAegQIChAB&url=http%3A%2F%2Fwww.shiawasewine-c.com%2F%3Fpid%3D100824850&usg=AOvVaw30nSJSnxVk7UOImfvAsGY4

 

というわけで真面目にピーターマイケルと呼べる人物が設立したワイナリーになります(と名乗れるとかもはやスケールがパンピーにはデカすぎてようわからんとですw)

 

以下の写真は店主と現ワイナリーオーナーとの2ショット

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現在は、息子さんのポール・マイケル氏(写真右)が運営されていいるようです。

左は店主ですが一応プライバシー保護のため笑い男のアレで加工しときますw

 

このワイナリーが残した世界的業績については

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引用URL

https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=2&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwj1hc-VidzgAhWFgrwKHYxJB48QFjABegQIBRAB&url=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fyanagiyawine%2Fc%2F0000000403%2F&usg=AOvVaw1g7MFUV2Oz1H3eRiiBXBPA

 

ざっくりこんな感じです。

特に一番上に関して簡単に言えば、DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)つまり一本100万円超えるロマネコンティを作る会社ⅮRCモンラッシェというワインは名誉だけで言えば世界の頂点に君臨する白ワインで、それすら凌駕したワイナリーとしての称号も持っていることを示しています。

 

他にもカベルネソーヴィニヨン主体のワインでワインスペクテーター2015年度年間ベスト100位にて1位になる等、ソノマにおけるカベルネの頂点とも言われてます。

以上は全体のザックリ概要。

今回は引用を多めにしてみました。

 

続いて今回の酒、ピーターマイケル レスプリ・デ・パヴォ ナイツバレーのスペック

使用ブドウ品種

カベルネソーヴィニヨン53%

メルロー27%

カベルネフラン18%

プティヴェルド22%

このようにカベルネソーヴィニヨン主体のワインになります。

 

他にも

フレンチオーク100%にて18ヶ月熟成

アルコール度数 14.9%

 

あと余談ですがこちらのワインは

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レ・パヴォ エステート・レッド・ボルドーブレンド ナイツ・ヴァレー 36000円

というワインがあり、今回のレスプリ・デ・パヴォ ナイツバレーはそのセカンドワインになります。というわけで実は相対的にこれでも安い部類だったりします(感覚麻痺

セカンドワイン=簡単に言えばファーストラベルのワインの型落ち品。

         ファーストと同時に扱うには難があれどそれ以外は非常に高品質。

         手軽に高額なワインを楽しむには一手ではありますが、型落ち品ど

         ころかセカンドにはセカンド特有のスペック(ブドウの配合等)

         で独立した個性や魅力を持つものも多いです。

 

 

 

感想

今回店主からは

コルク抜いて48時間あたりが飲み頃

という事で

初日 48時間後 加えて96時間後で飲んでみました。

 

 

初日

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この時点でもかなり旨いもののまだ余力を残してる具合がありました。

カリフォルニアの赤ワインは総じて風味が強い、刺激的、パワフルという事が多いのですが、こちらのワインはフランスよりという噂は聞いてましたが、確かにあまりパワフルではなくどちらかと言えば優しめ、上品そんな具合です。

 

そんな具合に期待値を高めつつ48時間後

 

 

48時間後

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やはり持ち込みで

そして感想

 

香り=果実の香りにトーストのような焦げた香りがあり、芳醇よりかは引き締まった感

   。また香りのポテンシャルが非常に高くグラスの中を飲み干した残り香ですら

   上記の感想が出てくる位の存在感があります。

 

風味=風味そのものは平たくかつ柔らかくでも主張もしっかり。平たい果実の風味と言

   っても凝縮感はあるので単調さ退屈な風味ではないかなと思います。優しめなタ

   ンニン(渋み)で風味の輪郭があり、広がるよりかはこちらも引き締まる感触。

   また平たいと思いきや、終盤舌奥で盛り上がる感じもあります。

 

後味=最後はやや短めの余韻でバナナっぽいです。

 

(※味の感想はこんな感じで3段構成でまとめてみようかなと今後思います。)

 

総じて非常に旨いとは言えますw

やはり2万クラスかつ完成度が極まって高いワインと言うのは、しっかりとした風味の強さと同じ位のい繊細と複雑さ深淵な個性を持ちつバランスに優れ欠点がほぼない作品ばかりだと言えますが

個性はそれぞれですのでものすんごい濃いのが好きな人には物足りないかもしれませんが、繊細系が好きな人にはおススメできるかなと思いました。

 

以下お店の大将に飲んでいただいて出してもらった料理

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完熟トマト 牛のしぐれ煮 チーズの前菜

 

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牡蠣とゴルゴンゾーラ

 

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牛タン赤ワイン煮

 

とここでほとんど飲み切りましたが、一応念もう少し時間経過した味も見てみるかという事で残してみました。

 

 

96時間後

 

う~ん後悔したorz

 

不味いか否か言われれば旨いですが、酸味とタンニンが強くなりすぎて繊細さ複雑さが崩壊しかかって48時間当たりの感動がすべて冷める勢いだったのでちょっと残念でした。

 

 

 

というわけで非常に高額という事で全霊を賭して楽しんでみましたが、店主プロの方から

2万クラスのワインに慣れるとそれ以下のワインは美味しくても完成度と言う点では

 物足りなくなって買わなくなるから微妙におススメできなかった。

 

というのを最近この価格のワインを知る事でようやく理解した所ですが、しばらくは1500円~6000円クラス、偶に10000円のワインで楽しんでみようかなと思います。

 

では今日はこのあたりで。

次回更新予定日は未定です。

ここまで読んでいただいた方ありがとうございました。

 

 

 

 

ネタを発掘し始めたぜ看板娘コーナー

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最近武器アクションでの撮影試みてます。

とりあえず騎士号の爵位ってるようなやんごとなき人物今回の記事に出ましたので

品のある恰好してるアイン君のガンアクションでもお楽しみください。

 

基本1~2万のハイレベルなワインを入手し料理とのペアリングを楽しむ際は、可能な限り持ち込み可能な店を見つけてプロにお願いしましょう。

この手の価格のワインに対して、料理とワイン双方の魅力を引き出す事が出来るようなペアリングはやはり家庭料理では限界がありかつポテンシャルを引き出せにくく非常に勿体ないので、信頼に足るプロを見つけてみるも案外面白いので推奨します。