酒天導師の戯言

飲んだ酒のレビューまたはそれにまつわる出来事を語っていければなと思ってます。山口県在住で基本県内で飲んでますが たまに県外での出来事も記載できればなと思ってます。

BIG PEAT 700ml 46% ISLAY MALT VATTED MALT NON CHILL FILTERED

 

 こんばんわーブログ主です。これまで更新できなかった欲求不満をぶちまけ尽くすが如くハイペースでレビュー投稿していきまーす。よろしくお願いします。

 

 

てなわけで今回の酒はコレ

 

 

 

 

 

 

 

 

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すっげぇキ[自主規制]デザインだな!(某星の戦士住まう村にいる黄色い小鳥の迷台詞引用)

このセリフわかる人いたらなかなかのマニア

 

商品名は

ビッグピート アイラモルト・バッテッド・モルト・ノンチルフィルター

ダグラスレイン社 アルコール度数46% 700ml 

税抜き価格4980円

 

なんの酒かというとウィスキーになります。てなわけで初のウィスキーレビューを飾るのはこんな酒になります。今回も購入したわけでなく行きつけの店で飲んだものレビューになります(だいたいワインと日本酒以外はこのスタイルになります。だって毎回買ってたらメチャ高いですしおすし。なおワインのバーとかの提供価格とかはだいたい一杯でボトル1本分の倍はとられるので自分で買ったほうが安かったりする。)

 

 

てなわけで解説コーナーいっきまーす。興味ない人スルー推奨ZOY。

 

 

モルト

ウィスキーを飲んでると聞く機会の多い言葉ですが麦芽の事を指します。

さらに言えば大麦などを発芽させたものが該当します。

なお主なウィスキーの原料はトウモロコシ、ライムギなどもある。

なので麦芽で造るウィスキーとしてはモルトウィスキーなどといわれるがさらにここから種類がわかれます。

 

バッテッド

表記にあるため抜粋したものの、若干古い言葉で世間ではブレンデッドと言われてます。意味合いとして複数の蒸留所でできたウィスキーを混ぜ合わせたウィスキーを指します。逆にこれまたよく聞くシングルモルトというのは1つの蒸留所(シングル)でできた複数のウィスキーをブレンドして出来たウィスキーを指すのでこのビッグピートは複数の蒸留所でできたウィスキーをブレンドしてできたウィスキーという事になります。

なおこのウィスキーのブレンドに使われた銘柄は

 アードベック

 カリラ

 ボウモア

 ポートエレン(現在これのみ生産されてない希少な酒)

どれも有名かつ人気なウィスキーになります。気になる人は検索推奨。

 

アイラモルト

世界5大ウィスキーのうちのスコッチウィスキーに該当しますがその中でもアイラ島といわれる淡路島サイズの生産地で蒸留されたウィスキーの総称になります。

このビッグピートに使用されてる上記4種の銘柄もスコッチウィスキーの中のアイラモルトに該当します。特徴として、身も蓋もないですが

すんげぇ臭い&クセがある味

が多いです。というのも製造過程で麦芽を乾燥させる時、水性植物が炭化した泥炭=ピート(炭化があまり進んでいない石炭)を燻すことで乾燥を行うので強烈な磯のニオイというべきか、正露丸や病院の待合室のようなクセのある香りになります。これが苦手な人が多いことから

ラフロイグといわれるウィスキーを蒸留するエライ人の言葉に

No half measure!-ノーハーフメジャー-“【”好き”か”嫌い”か、どちらか。中途半端はない。】

という言葉がある位で好みが極端に分かれ飲み手を選ぶウィスキーになります。(恐らくこのブログも好き嫌い分かれるだろうがな!)

 

スモールバッチ

ブログ主まだウィスキーもハッテン、じゃなかった発展途上なので初めて聞く用語なので詳しい説明できませんが主に「選び抜かれた少数の樽から瓶詰めされたウイスキー」を指すようです。
発酵から蒸溜までの1回の生産量が少ないときにも「スモールバッチ」と呼ばれる模様。

 

ノンチルフィルター

これまたブログ主初めて聞く用語になるのでサ〇トリーでなんか紹介があったので引用させていただきます。

「冷却濾過をしていない」という意味です。
樽で熟成したウイスキー原酒は、温度が低くなると溶け込んでいる香味成分の一部が飽和状態となって析出し白濁します。
通常のウイスキー製品ではこれを防ぐために、原酒や製品を約0~5度まで冷却して濾過します。冷却濾過された状態を「Chillfiltered」といいます。「Non-Chillfiltered(ノンチルフィルタード)」はこの逆で冷却濾過をしていないという意味です。
冷えると析出してくるウイスキー中の成分には、麦芽由来のものと、樽由来のものとがあり、いずれもウイスキーの持つ味わい成分の要素と考えられています。(原文ママ

 

だそうです。

 

ダグラスレイン社

創業は1800年代後半の模様

 

名前の由来としてBIG PEAT(ふんだんなピート)とBig Pete(ピートおじさん)をかけたジョーク交じりの言葉遊びを表現するため、地元アイラ島のおじさんをイメージしたインパクトのあるイラストが採用されているそうですが実に濃いラベルだなあ。

あとウイスキーバイブル2011にて「ビッグ・ピート」が「Scotch Vatted Malt of the Year」を受賞などの実績もあるようです。

 

 

 

 

てなわけでむっちゃくちゃ濃そうなこの酒をストレートで実飲。

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感想

すっげぇ正露丸のニオイとクセのあるウィスキーだな!

 

まず第一印象はこんな感想が津波の如く脳内を埋め尽くさんとやってくるぐらい凄まじい刺激的な味と香りでしたが。

慣れてくると

 

クセを超えた先に感じ取れる甘味やまろやかな旨味を感じるようになってきます。

 

そしてこの独特な味わいに謎の中毒性を感じそうになってきます。

 

味わい方のイメージとしては

深海にもぐって艱難辛苦乗り越えて海底に宝を見つけ、結果その艱難辛苦な経験込みでその時間総てが尊くかんじるようなぁー

といった具合に頑張って良い処探ししてちゃんといい処もあるような感じの酒でした。

 

で正直旨いか否か言われれば、

間違いなく旨い、が確実に最初の香と味でフツーの人を総力かけて置き去りにするので初心者にはいきなしはお勧めできないかな

という所です。

 

いうわけで今回のレビューはこんな具合で終わります。

ウィスキーのレビューもおすすめ&おススメ(酒のHENTAI)なものを紹介できたらしていくので今後ともよろしくお願いします。

 

ここまで読んでいただいた方ありがとうございました。ではノシ。

 

 

 

 

 

 

はいたぶんきっとおそらくお待ちかね看板娘コーナー

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何故か翼を生やしたアイン君をお楽しみください。

 

注 ブログ主はまあまあアルコール耐性が強いので今回のウィスキーをストレートで飲んでますが、耐性に自信がない方はお店の人とよく相談して飲みやすい飲み方で提供してもらいましょう。耐性低い人がマネするとヒサンなことになりかねないのでご注意ください(初めてマトモな注意書きになるなコレ)。

 

 

 


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