酒天導師の戯言

飲んだ酒のレビューまたはそれにまつわる出来事を語っていければなと思ってます。山口県在住で基本県内で飲んでますが たまに県外での出来事も記載できればなと思ってます。

十四代 純米吟醸 おりからみ 本生 荒走り

 こんばんわーブログ主です。

 リニューアルに伴い、はてなブログの酒グループに入ったり、ブログ村にエントリ―とかして正しいか否かは知りませんが広告活動?始めました。

 あとは紹介した酒がブログ主が手に入れた金額より安く楽天やアマゾンであればその記事内にリンク先とかも張っておきますのでよろしくお願いいたします(ただのアフィリエイトだけどな!使い方あってるかはよくわかんないですけどねw)

 

てなところでレビュー6回目いきます。よろしくお願いします。

紹介する酒はコレ。

 

 

 

 

 

 

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十四代 純米吟醸 おりからみ 本生 荒走り 一升瓶(1.8ℓ)

 

日本酒レビューは今の所毎回クライマックスレベルなものばかりですがその中でも

名誉

希少性

味のバランス

そして万人向け

総てを兼ね備えた

まさしく

日本酒の中の日本酒ともいえるこの十四代のレビューになります。

さてお値段表記ありませんがこちらもプレミアム価格付く奴なのでお店で飲んでますが

もうメーカー希望小売価格とか知りませんが3万近い値段で取引されてますw

また全国日本酒ランキング1位を占める人気と需要に対して致命的に生産量が少ないことでも有名でもありますが、とりあえずブログ主も久しぶりコレを飲むことになりました。

 

そんでもって解説コーナー。興味ない人はスルー推奨で。

あとスペック画像になります。

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山形県

十四代の蔵元がある県。これまた日本酒の名産地で生産量は全国10位。

そして「出羽桜」「上喜元」など有名かつ美酒もかなり多い県です。

 

高木酒造

そして十四代の製造元。平成6年 1998年あたりの日本酒の主流として辛口淡麗な味が流行っていましたが、フルーティかつ甘口で旨味のあるこの十四代が登場し日本酒の味の固定観念を覆す酒になったようです。

また大体の酒蔵が設備増設で生産量を増やす傾向にあるものの、高木酒造は生産量自体は増やさず出来上がる酒の質をとことん追求し多種多様な高品質な酒を製造しているようです。

また余談にはなりますが1990年醸造して現在まで氷温熟成&保存した十四代を飲んだ事がありましたが

日本酒として飲めるという状態でした。

飲ませていただいた店主からは

「フツーの酒なら酢になってるよとっくにねw でもここは造りがしっかりしているからこれほどの時間が経過してても酒として飲める。他じゃこうはいかない」

 

というよに凄さがわかったようでわからなかったブログ主でしたが、とりあえず貴重な経験でした。でも30年弱たってても多少の劣化と熟成で逆にフツーの酒にはない味わいに進化しているのは驚愕でした。(アーモンドのような香りとコクだったのは覚えてます。)

 

(この酒蔵の様々な情報があまり出回ってなくて正確な数値とかは改めて関連業者に機会があれば聞いて追記修正しておきます。)

 

 

おりからみ

簡単にいうと醪が少しはいっているお酒の事になります。

日本酒の原料は米+麹+水ですがこれらに酵母など加え発酵させ、になります。

そしてその半液体のドロドロした醪を固形物(酒粕)と液体(清酒)に分けるため

絞って清酒ができますが、その中には醪の一部すなわち

おり

がまだ清酒の中に残っていて通常はこれを除去して出荷します。

なのでおりからみ又はおりがらみ、とはおりの除去なく瓶詰をおこなった酒になります。

通常より旨味があり、瓶内で少し発酵して酸がでてたりしますが、空気に触れると味が変質しやすい特徴もあります。

 

荒走り

醪を絞った時、一番最初に出てくるお酒になります。

特徴として味のキレがよかったり、華やかかつフルーティな味わいになりやすい傾向にあります。

逆に絞って中間位に出てくるのが

中取り

最後に出てくるのが

責め

になります。このあたりはまた機会があれば解説させていただきます。

 

 

感想

 

汎用酒型決戦兵器だなコリャw

酒単品でもヨシ、大体の料理に合わせてヨシ、そんでもって誰が飲んでも旨いといえる汎用性高すぎるお酒です。

 

 

まず、香りは華やかで、非常に飲みやすく甘い。

だからといって味が薄いとかそんなことはなくおりが入ってることで重厚感ある旨味と果実を連想させるほのかな酸味、そして長すぎず短すぎないバランスの良い余韻とキレ

がありました。

味にステータス表とかあったらオールAぐらいになりそうな勢いですが、比較対象として

 

初回の日本酒レビューの天領と比べると

旨味と飲みごたえ がかなり劣るそのぶん飲みやすいというメリットはあり。

2回目の飛露喜と比べると

おりが入ってる分味の安定に欠けるのと、雑味皆無でフルーティーで洗練されすぎた味なので綺麗な味が苦手という人はちょっと好まない可能性はややあり。

 

 

という所でこれもまたパーフェクトレベルの酒には違いないですがやはり比較すると一長一短かなというのも然りかなと思ってます。

 

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ちなみに今回の場所はまさかのイッタァーリアンレストランになっております。

なのでまさかの酒のあてが4種のチーズを使ったピザ、クアトロフォルマッジョ

になります。使用していたチーズはゴルゴンゾーラマスカルポーネあとは......

酔って覚えてないですm(__)m

しかしこのレストランはイタリアンなのに十四代そろえてる結構珍しい場所でした。

料理のレベルもこれまたビーム出そうなぐらいに素晴らしかったです。

ピザ生地は表面クリスピーの如くサクサクでありながら中はふんわりでチーズも4種の味が混合しつつもバランスとれてる素晴らしい味でした。(2種忘れたがな!)

もちろん酒との相性もバッチリでした。

というわけで今回のレビューはこのあたりで。

十四代も買うよりかは飲み屋でおいてある場所を探して飲んだほうが近道と思うので興味ある方は是非探してみてください。ノシです。

 

 

 

 

 

前回よりさらに幻想的なアイン君を掲載する予定でしたが。

 

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予定変更で謎の生物との2ショットになりましたーw(左はフレの一人になります。)

撮影協力ありがとうございましたm(__)m

 

注 当ブログを訪問されPSO2はゲテモノグロ生物と男の娘♂が戦うゲームと勘違いされるかもしれませんが決してそんなことはなく、

ブログ主含め周囲の趣味がささやかにメビウスの輪の如くひん曲がった結果このような光景が出来上がっただけですので誤解なきようよろしくお願いします。

 


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