PILOTS VIEW SHIRAZ 2013
こんばんわーブログ主です。てなわけで第11回のレビューになります。(え、試飲祭りとかもレビューに入らないのかという疑問あるかもしんないですが、レビューは目的と紹介したい酒を狙ってやるのに対し、試飲酒は想定外なのでちょっと省きます。)
Attention, please!
本記事は現状ブログ主が給料日前で金欠かつ本職のデスマーチ期間突入という事でブログ主が行きつけの店で写真撮影できない状況です。
なので著しくオサレ力が欠けた内容になっておりますのでご注意ください。
でも酒だけはいつもの通りガチですw
てなところで本日紹介する酒はコレ。
PILOTS VIEW SHIRAZ 2013
(パイロット・ビュー シラーズ2013) メーカー希望小売価格3800円
てなわけで、パソコンでなんかバー的なバック風景用意して撮影してます。
今回はオーストラリアのワインになります。
いつもの酒屋の店主に
ブログ主「結構酒飲みな人や酒屋の店主やバーのマスターが、オーストラリアのシラーていう品種のワインおススメ言われましたがなにかあったりされますか?」
といったらでたのがコレです。
いつもの解説コーナー。興味ない人はスルーですだよ。
オーストラリア
といえば、カンガルー、コアラ、タスマニアデビルといった有袋類や大自然な印象があったりされ結局
という印象が一般的かもしれませんが、ワインにおいても雄大な自然に育まれるワインとか移民文化溢れ多様性に富むワインとか言われてます。オーストラリア北部を除き大体の所で生産されています。定評のある品種は白ワインはリースリング、赤は今回のシラー(オーストラリアではシラーズとよばれてます。)
WOODSTOCK
ウッドストック社、このワインのワイナリーの名称になります。
特筆すると、空軍パイロットであったダグ・コレット氏が退職後、大学でワイン醸造学を学び1976年に設立したワイナリーのようで、このワインの名称もそこから来てるのかなーと思う所です。
しかし大体ワイナリー創設者はオーバースペックな人多いな....(特にカルトワイン関係者。カルトワインについてはまたいつかレビューします。)
シラー
赤ワインのブドウ品種になります。基本的に重めで濃厚な味わい、香りはラズベリーや香辛料を感じさせる華やかかつ野性的な香りです。
こちらのワイン購入したのが10月16日で今日までチビチビ飲んでたのですが、レビュー写真はバーで行うぞーとか言ってたらデスマーチ&金欠モードで今現在ですorz
なので味の感想を開けたてとそこから2週間以上経過した今日の状態を比較してお送りします。
久しぶりに登場MYグラス。
ぶっちゃけ高い&繊細な作りしてるのでわざわざコレを持ち歩いてバーで飲んだりまではしませんが、ボトルと比較するとわかりますがかなりデカかったりしますw
値段5000円で実際に高いですが、そのぶんやはりハイスペックなグラスで、グラスの形状で香りの立ち方がかなりしっかりしており、またグラスの厚みが非常に薄いおかげで口当たりを邪魔しないのも特徴です。
良い酒飲むのにグラスはケチケチしてはダメと酒屋の店主に言われましたが納得の反面割ってしまうのではないかとヒヤヒヤしながらソムリエ用のグラス拭きなどで丁寧に管理しておりますw
とまあ地味なグラス自慢はさておき
実はコレ照明用意しながら撮影してますが、非常に濃い色合いをしているのが分かっていただけたら幸いです。(基本的に酒は照明や光に長期間晒すのは味の劣化を招き特に日光はNGなので気を付けましょう)。
感想
初日から既にハイレベルな旨さ
大体ワインを買うと特に赤ですと、コルク開けて数日3日か4日、モノによっては1週間経過でワインが空気に触れ酸化が少し進み味が開くというのですが、そこから本格的に美味しい状態になります。このパイロット・ビューに関しては初日から既にその開いた味と言える領域に至ってるかのようなおいしさでした。ちなみこのパイロット・ビューはスクリューキャップ(よくあるペットボトルのキャップのようにねじって開け閉めする奴)
だったりしますがその違いかな?
まず、初日は
凝縮されたような濃厚かつ芳醇な果実の香りがしっかりと立つ印象で、同じ濃いめな味わいのカベルネ・ソーヴィニヨンとはやや違う印象。
味そのものは果実の旨味がかなりパワフルなものの、それに連なり酸味もかなり濃くパワフルで、しっかりと味の輪郭や引き締まり具合がありました。また舌奥で味のシメとしては鉄と酸味を感じレバーを彷彿とさせる味わいでした。
ブログ主的にはお気に入りのワインがアメリカのカベルネソーヴィニヨンのワインだったりするのですがそちらも濃いめでパワフルな味わいなのですが、ソレと比較して香りがしっかりあり、酸により味の引き締まりや品を感じるのは比較して違うと感じた所です。
(比較対象のワインは今回特にレビューしませんが、比較対象として
オベロン テキストブック チョークヒルエステートレッドと比較して書いています
興味ある方は検索推奨。値段以外はお勧めします。)
そして本日(書いているうちに日をまたいでしまったw)
香りはやや酸っぱい感じが強くなっており、ブルベリーヨーグルトな香りが少し感じられたかなというところです。
味も、酸味がかなり強めになっておいて、果実の旨味の引き締まり具合もより強くなり、圧縮されたかのような感触になっていました。
シメにやってくる味としては2日目以降から感じたことですが、渋みを強く感じ、またその余韻が長いのも特徴だなと思いました。
あと冷やしすぎて飲むとその渋みが少しクドイ印象もありますが、温度を少し戻してから飲むとその渋い余韻に果実味が加わり良い味に感じやすいかなとも思いました。
総じて購入してスグにおいしい、かつ長く楽しめる濃いめな赤ワインでした。
徐々に変化してくるワインの味もゆっくり楽しみながら飲むにはよいですが(このブログなら現状クリスタルムがその代表)パーティーとかじゃあそうは言ってられいし、せっかちな人にはそういうワインはお勧めしにくいです。
しかしパイロット・ビューはお勧めできる人、場面においてもかなり汎用性は高めなワインともいえるかもしれないと思いました。(濃いのが苦手でなければな!)
ちなみに本日のおつまみですが
写真にはあげませんがまさかの
ファミチキですw
酒はガチなのにつまみはコンビニのフライドチキンというチグハグすぎる組み合わせですが相性は意外と悪くなかったので驚きですw
味が濃いのでまずファミチキに味が殺されず、さらにジューシーな油も強めな酸味でさっぱりするのでわりかし悪くないというオチでしたw
写真撮影しておけばなかなかの珍妙な光景でしたが、コンビニの食べ物の味もなかなか侮れないと感じた所でした。
てな処で本日のレビューは終わります。そして残念ながら今月の中旬までデスマーチモード&金欠モードで更新頻度が低下しますの悪しからず。
ここまで読んでいただいた方ありがとうございました。
たぶんお馴染み看板娘♂のコーナー
煌く夜景をバックにバァーンみたいな効果音付けたくなるようなポーズとりつつ愛嬌あるようなアイン君をお楽しみください。
注
当ブログを訪問され、パイロット・ビューのワイナリーさんの話を聞いて
「よっしゃ脱サラして事業立ち上げるかー」みたいなノリで事業設立やワイナリー始めたとしても、そういう人は余裕で人類卒業レベルのハイスペックな方です。
凡夫がやってしまうとそれこそ、まともな人生脱落ルートで段ボールが実家みたいなことになりかねないので諦めて経営者に飼いならされる社畜しながらココロのスキマを埋めながら死なない程度の人生を歩むことを推奨します。
それでも現実みてチャレンジできる方は応援はいたしますw
</p